タイの国家体制や政治、経済、国土、人口、人種、言語、気候などタイに関する基本的な国情報と、スコータイ時代に始まり現在も続いているチャクリー王朝に至るまでの、タイの歴史的な国家の成り立ちについて少し詳しく掘り下げて述べています。
パスポートやビザ、滞在期限などタイへの渡航に関する情報や、通貨や両替に関する情報、タイでの電話の使い方や携帯電話、郵便や電気などに関する情報、飲料水やトイレ、チップなどの生活情報、タバコやお酒の規制に関する情報、王室や僧侶、日常的なマナーに関する情報など、タイへ旅行するのに役立つ情報です。
現王朝であるチャクリー王朝がバンコクに遷都した頃から現在に至るまでのバンコクの歴史や、名前の由来、正式名称、各エリア、街路の名前や呼び方などの基本的な情報について述べています。また、旅行会社や日本語の新聞、情報誌、インターネット、治安、緊急時の連絡先や日本語の通じる病院など、滞在中に役立つ情報についての案内です。
新バンコク国際空港は、バンコク中心部から東に約30キロのサムットプラカーン県に位置し、それまでのドンムアン空港に変わる国際空港として2006年の9月に新開港したタイを代表する空港です。
バンコクでは、公共交通機関をうまく乗りこなすことで、効率よく移動できます。中でもBTS高架電車とMRT地下鉄は渋滞に関係なく快適に移動できますが、その路線は限られており、路線以外へはメータータクシーやトォクトォク、路線バスを併用して移動します。また場所によっては水上交通を利用する方法もあります。
ショッピングはバンコクでの大きな楽しみのひとつです。タイシルクやコットン、陶磁器、工芸品や民芸品などの雑貨など、バンコクならではのお土産が大きな人気となっています。バンコクでは、専門店、デパート、ショッピングセンター、マーケット、露天でもそうした商品を扱っています。
タイ料理は路上の屋台から高級レストランまでそれぞれの良さを楽しむことができます。タイ料理といってもすべての料理が辛いのではなく、まったく辛味のない料理もあり、甘辛酸すべてをうまく味わうのがタイ料理の醍醐味です。また、タイ料理の食材の名称などを覚えると、簡単な料理ならタイ語で注文することができます。
バンコクでは、タイ料理はもちろん中華料理のレストランが多いのも特徴です。日本料理もブームが続いており数多くの日本食レストランが存在します。食事をするのに選択の幅が広く、ホテルに入っているレストランなどの高級タイプから屋台まで、それぞれの良さがあってまさに食のパラダイスを実感することができるでしょう。
バンコクにあるスパやエステサロンはリーズナブルでレベルが高いと言われ、多くの在住日本人や日本人旅行者が利用しています。また、伝統的なタイマッサージの店も多く、リーズナブルにリラクゼーションが体験できると評判です。宮廷舞踊やムエタイなども観てみたいものです。宵っ張りの街とも言われる夜のエンターテイメントも楽しみたいですね。
王宮エリアは、現王朝が遷都してできたバンコク発祥の地で、王宮やワット・プラケーオなどの荘厳な寺院のある旧市街地区で、ショッピングエリアとは全く違う歴史的な魅力があるエリアです。ドゥシットエリアは、タイの政治の中心として、バンコク都の中心地としても機能している、官公庁の多く集まる政治と行政の中心的エリアです。
チャイナタウン(ヤワラート)エリアは、古くから中国人が移り住んできた中国色の強いエリアです。現王朝がラッタナコーシン島に遷都した当時、ラッタナコーシン島周辺に暮らしていた中国系住民をヤワラートに移したのがこの街の歴史の始まりで、かつてはタイの経済の中心として発展しましたが、今は買物や飲食で賑わう繁華街です。
チャオプラヤー川岸に近いバーンラック市場周辺からルンピニー公園前までを結んでいる大通りがシーロム通りで、通りの周辺にはバンコクの金融街、ビジネス街が続き、大繁華街としても発展してきたエリアです。またチャオプラヤー川沿いに建ち並ぶ高級ホテルの滞在者にとっては都市観光の街としての側面も持ち、さらに歓楽街としての側面も併せ持つエリアです。
スクンビット通りは、プルンチットの東辺りから始まり、バンコク都内を東南方向へ延びて、隣県から遠くかなたのカンボジア国境まで続く長い国道です。一般的に外国人旅行者が行動するスクンビットエリアは、ソイ1からソイ55(ソイ・トンロー)辺りまでで、このエリア内にはホテルやレストラン、デパート、ショッピングセンター、様々なショップなどが集中しています。
サイアム・チットロムエリアはバンコクの原宿と形容されるように若者の街でもあります。周辺にはタイの名門校であるチュラロンコーン大学もあり、サイアムスクエアと呼ばれる一角はタイのファッションの最先端を行くお店がずらりと並んでいます。又この辺りはバンコク随一のショッピングゾーンでもあります。
バンコク経済の好調ぶりを体現するかのように、開発が進んでいるエリアです。ラチャダーエリアは風俗店が多く夜の街として有名です。一方、戦勝記念塔エリアは、大学や専門学校が多いので、昼間からタイの学生でにぎわっています。