メータータクシー乗車時の注意事項
・乗車時に、渋滞しているからメーターは使わない、100バーツなら行くよ、などと答える運転手もいます。メーターを使わないのも違法行為ですし、このようなことを言う運転手は後々にもトラブルとなることも考えられますから、乗らずに見送って他のタクシーを捜しましょう。
・夕方17時から19時頃までの時間帯は、渋滞によるもの以外にも、乗務交代などで乗車拒否されることが多いです。
・雨の降っている時には乗車拒否が多く、通常50バーツ位の距離をメーターを使わずに100バーツ、などと交渉金額によって利用できることも多いです。
・運転手横の前部シートに座る場合、必ずシートベルトをする必要があります。警官に見つかると罰金を課せられますから、助手席に乗る場合には気をつけましょう。
・まれにメーターを改造しているタクシーがあります。ターボメーターといい、瞬く間にメーターが上がります。完全な違法行為ですが、つまらないトラブルを避けるために、手近なところで降ろしてもらい、他のタクシーに乗り換えるようにしましょう。
・最近になって、バンコクの主要な道路にバンコク都の肝入りでタクシー乗場が設置されつつありますが、肝心のタクシーがあまり寄り付かず、人の待っていないような新設のタクシー乗り場はいまだ機能していないと思って間違いないでしょう。
・渋滞に嵌ってしまったら、30分経ってもあまり動いてないようなこともあります。もし渋滞に嵌って、近くにBTSやMRTの駅がある場合には、タクシーでの移動からそちらに切り替える思い切りも大切です。
・繁華街やショッピングセンター周辺には、タクシー乗り場ではなく路上に停車して客待ちしているタクシーもありますが、こうしたタクシーの中にはメーターを使わず法外な料金を請求してくる運転手もいますから、注意しましょう。夜遅くのシーロム通りや伊勢丹周辺にはこうした運転手が多いです。
・夜に女性が一人でタクシーに乗るのは避けましょう。また露出の多い服装も避けたほうが無難です。タイの女性も夜には決して一人でタクシーに乗るようなことはありません。殆どの運転手はまともな人たちですが、まれに不埒なことを考える輩がいるのはどこの国でも同じです。
・タクシーに乗る際には100バーツ以下の小銭を用意しておきましょう。500バーツ札や1000バーツ札では、お釣りがないといわれることが多いです。