タイマッサージの目的
タイマッサージは、身体に負担が少なく大きなリラクゼーション効果があるマッサージですが、効果的なマッサージで身体をほぐしていくことにより、血流を活性化させ様々な効果の見込める健康増進マッサージです。また、日本の駅ターミナルなどにあるクイックマッサージなどとは本質的に違い、時間を掛けて身体全体をほぐしていくことにより、凝りのひどい部分を対症療法的に解消するだけではなく、凝りの原因ともなっている乳酸などの老廃物を血流促進することによって対外に排出する働きを活性化させてくれるのです。
ですから、単純な揉み、指圧といった動きではなく、指圧から揉み、ストレッチ、整体、矯正などの手法を随所で使い分けながら、足のつま先から頭までじっくり時間を掛けてすべて解していくのです。身体の中を流れるエネルギーのことをタイ伝統医学ではプラーナと呼び、そのプラーナが流れる経路をセンと呼んでいます。センは全身に72000本もあるといわれており、タイ伝統医学ではセンとプラーナに刺激を加えることで、内臓器官の働きを良くしたり血流を促進したりすると考えられています。また、施術の際に心地よさを感じることで精神的にもよい影響を与えるリラクゼーション効果があり、それらの効果をタイマッサージの主な目的としているのです。