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少し変わった路線バス

路線バスには、一般的な大型のバスのほかに緑のミニバスやマイクロバス、ロットトゥと呼ばれるミニバンのバスがあります。緑のミニバスは、通常の路線バスを補う形でBMTAが民間業者に運営を委託しており、街中でもとてもよく見かけるバスですが、料金が安い反面運転も荒く、しばしば強引な運転で事故を引き起こしており、利用はとてもお勧めできません。度重なるBMTAの指導も効果が無いことから、近々廃止となる予定のバスです。

マイクロバスは、主に郊外と都心を結ぶバスで、ローズ色と白で塗り分けられた小ぶりの車体で立ち席なしの定員制のバスです。このバスだけが唯一車掌さんのいないワンマンバスで、運賃は運転手のそばにある運賃箱に投入します。運賃は25バーツ均一ですが、路線によっては20バーツに値引きしていたり、特定区間を設けてその間は10~12バーツにしたりしています。

ロットトゥは、ワンボックスタイプのミニバンを使った乗合バスで、これも郊外と都心を結ぶバスですが、乗車定員がマイクロバスよりも少なく、郊外よりも先のアユタヤやサラブリー、チョンブリーという近県へ向かうバスもあります。このロットトゥは市内を巡回しているのではなく、戦勝記念塔やホアランポーン駅前などターミナルに常駐していて、一定の利用客が集まった段階で出発します。行き先や経由地などすべてタイ語表示で、運賃も距離によって様々ですから、外国人旅行者が単独で利用することはあまりありません。

バンコクでの交通アクセス

バンコクでは、公共交通機関をうまく乗りこなすことで、効率よく行きたいところへ移動できます。中でもBTS高架電車とMRT地下鉄は渋滞に関係なく快適に移動できますが、その路線は限られており、路線以外へはメータータクシーやトォクトォク、路線バスを併用して移動します。また場所によっては水上交通を利用する方法もあります。

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