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路線バス

バンコクでは、BTSやMRTの登場によって、移動が飛躍的に早く快適にできるようになりましたが、庶民の移動の足は今でもバスが一般的です。また、BTSやMRTは街の中心部を中心に走っていますが、その沿線から外れたところへは、やはりバスがいまだに公共交通の中心的存在なのです。外国人旅行者にとっても、バスによるアクセスが便利な地域もあり、また街中でも乗り方を知っていれば、BTSやMRT以上に便利に利用できるケースもあるのです。

ここ数年、ガソリンの価格上昇などから運賃の度重なる値上げを繰り返した結果、一番安い公営の通称「赤バス」と呼ばれるノンエアコンバスでも、3バーツから7.5バーツへと数年間で倍以上に値上がりしてきましたが、それでもやはり都民の重要な足であることには変わりはなく、路線バスなしではバンコク都民の生活は成り立たないのです。

バンコク首都圏を走る路線バスには、約250もの路線があってバンコクを網の目のように走っており、その路線は番号によって管理されています。また、その番号は路線に合わせて系統的に割り振られているわけではないので、旅行者がバスを利用するには、日本語書店などで販売されているバス路線図があるととても重宝します。

路線バスを運営一括管理しているのは、政府系機関のバンコク大量輸送公社(Bangkok・Mass・Transit・Authority)で、通称BMTAといいます。バスの運行、一部区間を民間バス会社に委託しており、BMTAが運行している「直営バス」と民間バス会社が運行する「委託バス」があります。運賃は、「直営バス」と「民営バス」に料金の違いはありませんが、使われている車体の種類とエアコンの有無によって、料金に違いがあります。

バンコクでの交通アクセス

バンコクでは、公共交通機関をうまく乗りこなすことで、効率よく行きたいところへ移動できます。中でもBTS高架電車とMRT地下鉄は渋滞に関係なく快適に移動できますが、その路線は限られており、路線以外へはメータータクシーやトォクトォク、路線バスを併用して移動します。また場所によっては水上交通を利用する方法もあります。

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