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バンコクのスパ・エステ体験

日本からバンコクに遊びに来た知人の日本人女性が、ホテルや一軒家タイプのスパを巡り、スパ・エステ三昧をして気分よくお肌もスベスベになって先日帰国しました。中でも、これまであまり紹介もされていなかったような、地元のハイソなタイ人奥方様たちに圧倒的な支持を得ている伝統的なスパとマッサージに大いに魅せられたようで、以下のような感想を送ってきました。最新式の設備と西洋式の技術を駆使したサービスにも大きな価値があるけれど、タイならではの伝統的な優しいスパにはとても感銘を受けたようです。場所は、スクンビットのBTSトンロー駅からソイ36を下り、ラマ4世通りを右に折れて少し行ったところにある「アナントラ・マッサージ&スパ 0-2258-1073」です。

スクンビットの喧騒から少し離れ、下町の懐かしいような庶民の生活が溢れた街中に、その存在感を目立たせないようにひっそりと佇むスパ。タイ北方のかつて王国を形成したランナー文化の香りがしそうな小豆色の落ち着いた木造家屋で、静かで涼しげなその屋敷には目立った看板もありませんでした。受付でレクチャーされた内容は「ランナー式スパ」、これまであまり聞いたことのない種類のスパで期待半分不安も半分。

横たわって施術を受けてみると、そのテクニックやプロダクトに一般的なこれまで受けてきたタイ式とそれほど違いはないようにも感じます。もちろんちょっとした動作や方法には少しの違いはあるようです。だけど一番大きな違いは、こちらの様子を伺いながら如何にしたらより心地よいか、如何にしたら自己活性能力をより引き出せるのか、そんなエステティシャンの心遣いや心意気がこうして横になっているだけで充分に伝わってくることでした。こんなに真剣で一所懸命なエステティシャンはこれまで経験したこともなく、ちょっとした驚きでした。その優しい手のぬくもりを感じながら、いつしかこの空間に溶け込んで同化したかのような気分になる自分がいるのでした。

このスパは、現オーナーが祖母や母から累々と受け継いできたタイ北部のランナー式スパを、現代的なものとうまく融合して発展させたスパで、ハーブや伝統的なプロダクトをうまく使い、血行を活性化させることによる美肌効果が充分に発揮できるようなシステムを試行錯誤しながら自ら作り上げてきたらしいです。確かに、マッサージ前に入浴した頃から実感できるくらいに血行がよくなっていくのが体感できました。

スクラブはターメリックと玄米、蜂蜜、ココナッツオイルを調合、アロマはタイのミカンのような柑橘類のマックルーやオレンジ、レモングラス、ラベンダーなど様々な組み合わせのものが数種類、などこれらをすべて手作りで仕上げたものを使うスパは、確かに自然と共に育まれてきたパワーのようなものを体感することができました。バンコクで巡った様々なスパは、それぞれに素晴らしいものがあってとても充実した日々を過ごすことが出来ましたが、あの北タイの伝統的なスパとエステティシャンの真剣な眼差しは、今でもとりわけ印象深く心に残り、次回の訪バンコクをとても待ち遠しくさせてくれます。

スパ・エステ・タイマッサージ

バンコクにあるスパやエステサロンはリーズナブルでレベルが高いと言われ、多くの在住日本人や日本人旅行者が利用しています。また、伝統的なタイマッサージの店も多く、リーズナブルにリラクゼーションが体験できると評判です。宮廷舞踊やムエタイなども観てみたいものです。宵っ張りの街とも言われる夜のエンターテイメントも楽しみたいですね。

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