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BTSのチケット

BTSの運賃は、距離により10バーツから5バーツ刻みで最高40バーツで、切符は磁気カードタイプのものを券売機で購入します。切符には、1回だけの通常タイプの他に割引回数カードやプリベイトカードがあり、滞在期間や利用の頻度によっては便利でお得となります。回数券や割引券の購入も、窓口で扱っており、海外からの旅行者にも簡単に分かるように種類と金額の載った案内プレートが窓口の横に掲示されています。

1回だけの通常タイプの切符には有効時間の制限があり、10バーツ券で30分、15~20バーツ券で60分、25~40バーツ券では90分となっており、この有効時間を過ぎてしまった場合、追加料金として40バーツを支払わないと改札を通ることができませんので、駅構内での待ち合わせなどには注意してください。

アダルトパスと呼ばれる割引回数カードには、10回使用できる250バーツ、15回で300バーツ、30回で540バーツの3種類があり、それぞれ利用区間の料金に関係なくその回数だけ使うことができます。たとえば、20バーツの運賃のところへいく場合には、10回カードだと1回あたり25バーツですから少し損ですね。15回カードだと1回あたり20バーツですから同金額、30回カードだと1回あたり18バーツですから少しお得になります。割引回数カードは、長距離を中心に利用する場合にはお得感が高く、利用する区間や回数などを考慮して利用することが大切ですね。

スカイカードと呼ばれるプリベイトカードは、最初の最低購入金額が230バーツで、そのうち30バーツがデポジットとなり、カードを返却するとデポジットは返金されます。残り200バーツが実際に利用できる金額となります。このカードには割引はありませんが、日本のJRのイオカードや地下鉄のメトロカードのように金額分だけ何度も乗車できるカードで、2年間の有効期間内なら窓口で料金を追加することで継続した利用が可能です。

アダルトパスやスカイカードの残利用可能金額は、利用するごとに出札時の自動改札機の表示窓に表示されます。そのほか、旅行者用にツーリストパスという100バーツの一日乗り放題のカードや280バーツの3泊4日乗り放題のカードもありますから、利用頻度を検討の上で購入するのがいいでしょう。そのほか、学生用のスチューデントパスもありますが、これはタイの学校機関に通学する人が対象で、日本の学生証では購入できません。

バンコクでの交通アクセス

バンコクでは、公共交通機関をうまく乗りこなすことで、効率よく行きたいところへ移動できます。中でもBTS高架電車とMRT地下鉄は渋滞に関係なく快適に移動できますが、その路線は限られており、路線以外へはメータータクシーやトォクトォク、路線バスを併用して移動します。また場所によっては水上交通を利用する方法もあります。

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