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BTS(スカイトレイン)

BTSは、1999年12月5日、現国王の誕生日に合わせて開通した高架式の鉄道で、Bangkok・Mass・Transitという運営会社の頭文字をとって通称BTSと呼ばれています。タイ語では、ロット・ファイ・ファーと呼ばれ、「空の列車」を意味します。それまでの市街地の交通渋滞の中での移動と比較すると、快適に素早く移動ができる渋滞知らずの交通手段として、開業以来バンコク都民のみならず海外からの旅行客にとってもとても利便性の高い乗り物として利用されてきました。

BTSは、モノレールと勘違いされることも多いのですが、2つの線路の軌道上を走る普通の電車で、ドイツのシーメンス社の最新型のモダンな車両が使われています。BTSには、今現在2系統の路線があり、今後も延長や増路線の計画が進んでいます。今の路線は、北のウィークエンドマーケット近くにあるモーチット駅からサイアム駅を経て東のオンヌット駅までを結ぶスクンビット線、MBKセンターに近いナショナルスタジアム駅からサイアム駅を経てチャオプラヤ川畔近くのサパーンタクシン駅までを結ぶシーロム線で、サイアムスクエアやサイアムパラゴンの最寄り駅であるサイアム駅で双方の路線に乗り換えることができます。

すべての駅は高架上にあり、改札ホールからひとつ上に上がったところがホームという2層構造になっています(サイアム駅は2路線が交差するために3層構造です)。運行時間は、午前6時から24時までの間で、運行間隔は朝夕のラッシュ時で3分、昼間や夜には5~8分間隔となりますが、日本の電車のように時刻表はありません。日本の駅のようにトイレがありませんから注意してください。また、構内外にミニショップが並んでおり、飲食関係の店もありますが、駅内と車内では一切の飲食が禁止されていますから気をつけましょう。

バンコクでの交通アクセス

バンコクでは、公共交通機関をうまく乗りこなすことで、効率よく行きたいところへ移動できます。中でもBTS高架電車とMRT地下鉄は渋滞に関係なく快適に移動できますが、その路線は限られており、路線以外へはメータータクシーやトォクトォク、路線バスを併用して移動します。また場所によっては水上交通を利用する方法もあります。

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