バンコクの街路の名前
ソイの中には、スクンビット・ソイ・アソーク(ソイ21)などのように、交通状況の変化による道路整備の結果、大通りと同じ規模に大きく発展したソイもあり、その場合にはソイ・アソークと呼ぶ以外にタノン・アソークと呼ぶこともあります。また、このソイ・アソークのように、番号以外に名前が付けられたソイも数多くあり、そうしたソイはソイ・トンローとかソイ・エカマイ、ソイというように、番号よりも名前で呼ばれることの方が一般的です。
バンコクのタノンやソイに付けられた名前は、地名や人名、建設理念、歴史的な由来、地形形状、樹木名などから名づけられており、ソイ・アソークの「アソーク」は漢字では「無憂樹」と書き、樹木の名前から付けられました。国王に冠せられる「ラーマ」という名前から付けられたラーマ1世通りやラーマ2世通りなどは、初代のラーマ1世から現国王のラーマ9世通りまでがあります。
その他にも、ピンクラオ通りやパフラット通りなど王族の名前をとった通りがありますが、スクンビット通りなどは通りを建設した当時の道路局長の名前が付けられています。建設理念から名付けられた通りには、チャルンクルン通りなどがありますが、日本語に置き換えてしまうと「繁栄通り」となり、あまり面白みがなくなりますね。ちょっと変わった名前では、チャイナタウンにあるマンコン通りなどは、日本語にすると「龍通り」、英語では「ドラゴン・ロード」となり、とてもチャイナタウンらしい名前だということが分かります。
