日常的なマナー(その2)
タイでは、足の裏も不浄とされていて、仏像や人に対して足の裏を向けるような行為はとても失礼になります。外出先で足を組んだりしたときに、足の裏が他の人に向いてないかくらいはチェックするようにしましょう。足を組む行為自体も失礼とされていますが、これはタイ人もよくやっており、それほど神経質になることはないでしょう。
日本には「この糞野郎!」という人を罵倒する言葉がありますが、タイにも同様の意味で「この足の裏野郎!」という人を罵倒する言葉があるくらい足の裏はイケナイものですから、人に向けては絶対にダメなのです。
タイでは、人の体をまたぐような行為も厳禁です。横になっている人の頭や腹部などをまたぐのは言語道断ですが、隣に座っている人の足をまたいでもいけませんから、映画館や混んでいる電車の車内では特に注意しましょう。どうしてもまたがないと通れない場合には、ごめんなさいと一声かけて足を避けてもらいましょう。
タイでは、食事の際に音を立てて食べることはマナー違反です。これは身体に関することではありませんが、周りにいるタイ人がかなり嫌がる行為ですので注意したいものです。日本では、麺類などを食べたり味噌汁を啜ったりするときにズルズル音を出すことがありますが、タイではそれはとても下品な行為に映ります。とはいえ、麺類を音を立てずに食べるのはとても難しいですね。
タイ人が麺類を食べるのを実際に見ていると、啜るのではなく少量ずつを口に押し入れているか、箸ではなくレンゲの上で小さくまとめて口に運んでいます。まあ、そこまで同じようにするのは難しいですし、気にしすぎると料理も美味しくありませんから、何となくでも音を抑えて食べましょう。
