タイの歴史(タイ族以前の時代)

また、チャオプラヤー川下流域を中心とした中央部には、ドラバラディというモン族の国があり、仏教を中心とした高度な文化圏を形成していたらしく、ナコンパトムやクレッタ島などに今もその面影を残しています。
12世紀頃、カンボジアのアンコールを首都にしてタイ東北部にも勢力を伸ばしていたクメール王国は、一時はタイ全土を支配するほどの勢力を誇ったのですが、その後急速に勢力が衰えて凋落していったのでした。
しかし、当時の栄華を誇ったクメール美術やクメール様式の建造物、クメール文字などの文化的な産物は、その後のタイ族王朝にも大きな影響をもたらしたのでした。
