Top >  タイ料理・グルメ >  麺の注文の仕方

麺の注文の仕方

屋台や麺の専門食堂、フードコートなどで手軽に味わえる麺料理ですが、麺の種類やオーダーの方法を知っておくと、実際に注文する際にとても便利です。

①麺を選ぶ
・バーミー
小麦粉にカン水を入れて練ったものを細く切ったもので、ラーメンの細麺のような麺です。卵麺を使う店もあります。
・セン・ミー、セン・レック、セン・ヤイ
それぞれ米を粉にしたものから作られており、これらの麺をクィッティアオと総称しています。セン・ミーは幅が約1ミリ以下の極細麺、セン・レックは2~3ミリの細麺で、パッタイにこの麺を使うところもあります。セン・ヤイはかなり幅が広く、1~2センチで名古屋のキシ麺よりもなお幅が広くて薄べったい麺です。

②スープ入りか無しかを選ぶ
・ナーム
たとえば、バーミー・ナームとかセン・ミー・ナームというと、スープ入りの麺になります。スープには豚骨や鶏ガラで出汁をとった澄みきったもの、牛肉やアヒルを煮込んだもの、コクを出すために豚や鶏の血を入れたものもあります。
・ヘーン
バーミー・ヘーンというと、スープのないトッピングだけが乗った麺が出てきます。卓上にある4種の調味料で自分好みの味に整えます。

③具を選ぶ
・ルークチン
練物団子のことで、ヌア(牛)、ガイ(鶏)、ムー(豚)、プラー(魚)などがあります。
・下味をつけた肉類
ヌア(牛)、ガイ(鶏)、ムー(豚)、プラー(魚)、クン(海老)、プー(カニ)など、それぞれ下味をつけたり挽肉状に処理したものを乗せます。
・他にも、ギアオ(ワンタン)やムー・デーン(チャーシュー)など、主にバーミーと組み合わされるものもあります。
・その店の扱う具をミックスで全部味わってみたい場合には、最後にトゥック・ヤーンと付ければあれこれ混ぜて乗せてくれます。

④食卓上の調味料(クルワンポン)
麺料理は比較的薄味のスープで、あとは自分で味を調えるというのがタイ風のやりかたです。それぞれ、4つの調味料を使い自分好みの味に仕上げるためのこだわりがあるようです。
・ナンプラー(タイ風魚醤)
・プリック・ソム(酢にトウガラシの輪切りを入れたもの)
・プリック・ポン(粉トウガラシ)
・ナムターン(砂糖)

タイ料理・グルメ

タイ料理は、路上の屋台から高級レストランまでそれぞれの良さを楽しむことができます。また、タイ料理といってもすべての料理が辛いのではなく、まったく辛味のない料理もあり、甘辛酸すべてをうまく味わうのがタイ料理の醍醐味です。また、タイ料理の食材の名称や調理法などを少しでも覚えると、簡単な料理ならタイ語で注文することができます。

関連エントリー