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ラチャダーピセークエリア

ラチャダーピセークエリアは、スクンビット通りのソイ・アソークを北上してラチャダ・ピセーク通りがラマ9世通りを超えた辺りから、バンコク北部のラートプラオ通りと交差する辺りまでの範囲を一般的に指します。このエリア一帯は、かつてタイ経済が絶頂期にあった1990年代には、バンコク都の副都心として地区開発が進められていたのですが、バブル崩壊と経済危機によってその計画は中止になりました。

そのため、都市開発を見込んで早くからこの地に進出していた日系の東急デパートや旧ヤオハン、日本航空系列のホテルも撤退し、一時は広い道路にポツポツと商業ビルと大型ショッピングセンター、新興ホテル、ローカルアパートなどが点在する、なんともアンバランスな市街地となっていました。同時に長年の地下鉄工事から、道路は慢性的な渋滞状態となり、このエリアにアクセスするのはとても大変な状態で、利便性が良いとはとても言えない地域でした。

ところが、地下鉄MRTの完成に伴ってそうした状況は一変し、北からBTSスクンビット線のモーチット駅、アソーク駅、シーロム線のサラデーン駅と連絡したこともあり、BTS沿線からのアクセスは飛躍的に向上したことから、地下鉄MRTが走るラチャダ・ピセーク通り沿いのホテルやショッピングセンターは俄かに活性化し出し、ナイトバザールなど通り沿いに新たなショッピングスポットも出来始めてきました。

ラマ9世通りとの交差点に面した複合ショッピングモールのフォーチュンタウンから北へ向ってサイアムジャスコやカルフール、ロビンソンなどのショッピングセンターやデパートがラッチャダーピセーク通り沿いに点在し、それぞれ地下鉄の駅からは至近距離ですから、BTSアソーク駅からもほんの10~15分の距離となり、とても利便性が増しました。また、バンコクの若者に人気の大型ディスコやパブ群が連なる夜遊びスポットも連なっており、今後も発展が大いに見込まれるエリアです。

ラチャダー・戦勝記念塔

ラチャダ・ピセークエリアは、スクンビット通りのソイ・アソークを北上してラチャダ・ピセーク通りがラマ9世通りを超えた辺りから、バンコク北部のラップラオ通りと交差する辺りまでの範囲を一般的に指します。かつて副都心計画が頓挫しましたが、最近では地下鉄の開通により徐々に活気付く街になりつつあります。IT系のオフィスビルも数多く、ビジネス街としての顔も見せつつあります。戦勝記念塔エリアはBTSアヌサワリー・チャイ駅を起点に、そのすぐ北にある戦勝記念塔のロータリー周りと、そこから東西へ延びるラチャウィティー通り、一本南のランナム通り一帯を中心にローカルの人々で賑わう普段着の街です。ランナム通り界隈では、新空港の起点となる駅の建設が見込まれ、徐々に多国籍な街に変貌しつつあります。

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