Top >  シーロム >  シーロム通り西地域

シーロム通り西地域

風車のある交差点を南側の歩道に沿って渡ると、1階にタイ航空の入っているシーロムプラザビルが交差点の角に立っています。その前の横断歩道を向い側の歩道へ渡って少し進むと右手のソイ奥に「遼寧餃子館」という名の中華料理店があります。ここは私たち在タイ日本人もよく行くお店で名前の通り餃子が一押しです。日本の餃子とは違い、餡の良く詰まった丸っこい大ぶりの餃子が10個50バーツで一人前、ボリューム満点ですが他の料理も美味しいので試してみてください。

南側の歩道に戻ってさらに歩を進めると、通り沿いにはジュエリーやタイシルク、美術品など観光客向けのお店が多くなってきます。右手にソフィテル・シーロムホテルやナライホテルを見ながらパン通りとの交差点までくると、角にはかなり濃いインド装飾を施したワット・マハー・ウマ・デヴィ(通称ワット・ケーク)という名のヒンドゥ寺院が見えてきます。毎年10月にはお祭りがあり、その時にはこの界隈はヒンドゥー教一色で彩どられます。

この辺りから、道の両側に観光客用のお土産店が目立ち始め、外国人観光客が連れ立ってウィンドゥショッピングをしているのに良く出くわします。北側の歩道沿いにはタイのお土産一式、工芸品から美術品まですべて揃い、シーフードレストランまで併設しているシーロムビレッジがあり、観光色丸出しの割には価格も良心的ですから、お土産物を物色するのには手頃なお店です。さらに西へ進んで高速道路の高架を潜り抜けると、やがてチャルンクルン通りとの三叉路に突き当たって、シーロム通りはここまでです。

シーロム

チャオプラヤー川岸に近いバーンラック市場周辺からルンピニー公園前までを結んでいる大通りがシーロム通りで、通りの周辺にはバンコクの金融街、ビジネス街が続き、大繁華街としても発展してきたエリアです。またチャオプラヤー川沿いに建ち並ぶ高級ホテルの滞在者にとっては都市観光の街としての側面も持ち、さらに歓楽街としての側面も併せ持つエリアです。

関連エントリー