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ワット・トライミットと黄金仏像

国鉄ホアランポーン駅からラマ4世通りをチャイナタウン方面に向かい、クルンカセム運河を渡ってトライミット通りに進むと、すぐ右手に見えてくるのがワットトライミットです。このあまり目立たない地味な外見をした寺院の見所は、本尊として安置されている黄金の仏像で、高さは約3m、重さは約5トンもあり、なんと純度が60%もある金で造られているそうです。

金の時価にして120億円という価値のある仏像ですが、元々は他の寺院で安置されていたものです。それが今のワット・トライミットに移されるときに、重すぎて作業がはかどらず、激しい雨の中を一晩屋外に置きっ放しにしていたところ、表面の漆喰が剥がれて中から黄金に輝く仏像が姿をのぞかせていたらしい、という由来があります。

黄金で光り輝く仏像と聞くと、なんだか派手派手で落ち着きがないのでは、と思いがちで、私も実際に拝観するまではそのように思っていたのですが、いざその仏像を目の前にしてみると、周りのタイの人々が懸命に祈る気持ちが良くわかるほど、その眩しさが神々しさとなって眼前に迫って来るのでした。その神々しさを一目見ようと、この寺院には多くの中華系タイ人が連日訪れています。

チャイナタウン

チャイナタウン(ヤワラート)エリアは、古くから中国人が移り住んできた中国色の強いエリアです。現王朝がラッタナコーシン島に遷都した当時、ラッタナコーシン島周辺に暮らしていた中国系住民をヤワラートに移したのがこの街の歴史の始まりで、かつてはタイの経済の中心として発展しましたが、今は買物や飲食で賑わう繁華街です。

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