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チャイナタウンのローカルカフェ

チャイナタウンを歩いていると、探すのに苦労するのが喫茶店です。バンコクの都心では、外資系やローカル系が入り混じって街角には様々なコーヒーショップがありますが、ここチャイナタウンではそんなコーヒーショップが未だ出店されていません。従って、ちょっと休憩したいと思った場合には、手近なホテルのロビーか喫茶ラウンジを利用することになります。もしくは、街角のジューススタンドや漢方飲料のスタンドでのどを潤すことになります。

私の場合、かなりマニアックなお店ですが、チャイナタウンを散策した後に必ず寄って、ゆっくり寛いでコーヒーや甘いトーストを楽しむレトロな喫茶店があります。お店の名前はイヤセーといい、ヤワラー通りとソイテキサスがぶつかる交差点を、ソイテキサスとは反対方向のソイに入り数10メートル行った三叉路の正面にあります。エアコンもなくオープンスペースでごちゃごちゃしたお店ですが、昔はあの近辺ではかなりハイカラなお店だったようで、店の壁には昔のチャイナタウンを描いた絵が掲げられていて何だか不思議な雰囲気があります。

コーヒーは20バーツ、トーストが10バーツと完全に地元価格ですが、そのお味もとても甘いローカルな味です。また、お店には近辺に暮らす中華系のおじさんたちが常にたむろしており、不思議な雰囲気をさらに加速させていて最初はちょっと戸惑うかもしれませんが、気にせず空いた席を探して座りましょう。田舎から出てきたばかりといった感じのウェイトレスさんが、はにかみながら注文をとりに来てくれます。話のネタにちょっとよってみるのも楽しいかもしれません。

チャイナタウン

チャイナタウン(ヤワラート)エリアは、古くから中国人が移り住んできた中国色の強いエリアです。現王朝がラッタナコーシン島に遷都した当時、ラッタナコーシン島周辺に暮らしていた中国系住民をヤワラートに移したのがこの街の歴史の始まりで、かつてはタイの経済の中心として発展しましたが、今は買物や飲食で賑わう繁華街です。

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