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チャイナタウン散策 パート2

ヤワラート通りを東に向う途中、右手にいくつかあるソイを入っていくと、中華の厨房用品のお店があったりしますから、時々は横へそれて寄り道するのも楽しいです。特にソイ・プレーン・ナムには、生鮮食材や中華食材、果物を主に扱うタラート・マイという長い商店街などがあって、眺めて回るだけでも興味深いです。右手に時代から取り残されたようなキャセイデパートを眺めながら、ヤワラート通りをさらに進みます。

チャイナタウンで一番大きなホテルであるグランドチャイナプリンセスホテル前の交差点を通り過ぎると、周りの雰囲気はガラリと変わり、家電製品や厨房器具のお店が続き、その間に骨董屋さんや電卓などの雑貨を扱うチープなお店が点在しています。Canen?とどこかのメーカーを真似した表示の電卓は、数字を入れるとタイ語でその数字を読み上げてくれ、計算結果も表示とともに音声で読み上げてくれる優れもので、お値段は200バーツです。

ヤワラート通りを運河近くまで歩いて来ると、右手には少し怪しい電脳街のナコーン・カセムが見えてきます。その少し手前を右手に折れて、チャルンクルン通りを横断すると、別名泥棒市のクロントムがあり、立ち並ぶ露店には工具や時計、雑貨、CDなど中にはどこで仕入れてきたのかわからない様な非合法品もあり、怪しい雰囲気プンプンですが、決して危ない場所ではありません。安心して冷やかすことができます。

運河を渡り、セントラルデパートやメリーキングデパートのあるチャクラペット通りとの大きな交差点が見えてきたら、ヤワラート通りの散策は終了です。尚、この両デパートの間を通り抜けて少し西に行くと、オールドサイアムという外見は近代的で内側がレトロなショッピングセンターがあります。外資系のファストフードショップの隣では伝統的なタイのお菓子の実演販売をしていたり、CDショップと銃砲店が隣り合わせだったりと、アンバランスで何でもありといった感じのお店の集合体で、時間があったら覗いてみるのもいいでしょう。

チャイナタウン

チャイナタウン(ヤワラート)エリアは、古くから中国人が移り住んできた中国色の強いエリアです。現王朝がラッタナコーシン島に遷都した当時、ラッタナコーシン島周辺に暮らしていた中国系住民をヤワラートに移したのがこの街の歴史の始まりで、かつてはタイの経済の中心として発展しましたが、今は買物や飲食で賑わう繁華街です。

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