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空港からの交通機関

新バンコク国際空港から、バンコク市内や近郊、地方へ向かうには、いくつかの交通手段があります。2階の到着ロビーからすぐに利用できるリムジンサービス(ターミナルビル2階の記事参照)、1階のエントランスから利用できる一般のタクシーやエアポートバス、旅客ターミナルビルから離れた位置にある公共バスターミナルから出ている市内や地方に向かう公共バスなど、様々な方法がありますから、予算や利便性、人数、荷物の量などを考慮して選択するようにしましょう。

◆エアポートバス
エアポートバスは、AE1からAE4まで4つの路線があり、一般的に旅行者が滞在するエリアをほぼカバーしています。料金はドンムアン時代より高くなり、1人150バーツ均一ですから、3人くらいが一緒の場合にはタクシーの方が割安になります。

・AE1 空港⇔シーロム
・AE2 空港⇔カオサン通り(終点:バンランプー)
・AE3 空港⇔スクンビット(終点:ワイヤレス通り)
・AE4 空港⇔ホアランポーン駅

◆一般タクシー
タクシーは、タクシースタンドで行き先を言って、自分が乗る車のナンバーを書いた紙を貰って乗り込みます。この紙には、もしクレームがあるような場合に連絡先が書いてありますから、ドライバーには渡さないでください。空港からのタクシーは、基本的にはメーター制でしないと同様に初乗り35バーツ、市内中心部まで高速代込みで250から350バーツまでで行きます。また空港からタクシーに乗る場合には、それ以外にも空港利用料として50バーツが加算されます。

タクシースタンドが混んでいる場合には、ちょっとイレギュラーですが4階の出発フロア外から乗るという手もあります。出発フロアには、これから出発する人がタクシーに乗ってやってきますから、時間帯によっては空きのタクシーがたくさんあります。本当はここから乗ることは出来ないのですが、実際には流しのタクシーを拾う要領で利用することができます。ただし、警察が取り締まっているときにはタクシーも乗せてくれませんが。空港を出ると、行き先にもよりますが一般的にはモーターウェイから続いている高速に入るか、もしくはその下を通っているラマ9世通りを通ります。渋滞がなければスクンビット辺りまで30から45分、シーロム方面へは1時間弱で着きます。

◆公共バス
公共のバスを利用するには、旅客ターミナルビルからシャトルバスで10分ほどの距離にあるバスターミナルへ向かいます。バスターミナルからは、バンコク市内へ向かう6路線がありますが、一般的に外国人ツーリストが多く利用するのは551の戦勝記念塔行き、554のオンヌット(BTS高架鉄道の終着駅)行きの2路線でしょう。それ以外の路線は、バンコクのベッドタウンや近郊都市など主にローカルの人々が利用する路線です。空港から戦勝記念塔やオンヌットへの所要時間は、道路状況にもよりますがおおよそ1時間から2時間です。運賃は35バーツ均一で、20分から30分に1本の割合で運行されています。

・549番 バスターミナル⇔ミンブリー
・550番 バスターミナル⇔ハッピーランド
・551番 バスターミナル⇔戦勝記念塔(BTSの駅と連絡)
・552番 バスターミナル⇔オンヌット(BTSの駅と連絡)
・553番 バスターミナル⇔サムットプラカーン
・554番 バスターミナル⇔ドンムアン空港(終点:ランシット)

また、地方行きのバスもあり、パタヤやチョンブリ、バンセン、ラヨーン、サケオなど東部方面を中心に本数は少ないですが出ています。バスターミナルにはショッピングアーケードもあり、オートップ(一村一品運動)の商品やレストランなどがあります。余談ですが、バンコクの市中には数多くあるセブンイレブンですが、空港の旅客ターミナルビルではコンビニはファミリーマートのみです。ところがこのバスターミナルにはセブンイレブンがあります。

◆高速鉄道
2008年運行開始予定で現在工事中です。バンコク市内のマッカサン(パヤタイ)と空港をノンストップで走り、完成すれば約15分で結ぶことができるようになります。

バンコク国際空港ガイド

新バンコク国際空港は、バンコク中心部から東に約30キロのサムットプラカーン県に位置し、それまでのドンムアン空港に変わる国際空港として2006年の9月に新開港したタイを代表する空港です。正式名をスワンナプーム国際空港といい、空港全体の規模やターミナルビルの大きさは桁外れで、アジアの24時間ハブ空港としての機能を充分に備えている巨大で近代的な空港です。

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